子どものトマト嫌いをなくす方法
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グルメ
トマトの嫌いな子どもっていますよね。あれ、なぜなのですかね。美味しいのにね。トマト。ちょっと酸っぱいところが嫌なのかな。
ただ、嫌とは言ってもいられなくて、子どもが将来イタリアとかトルコとかスペインとかそういう地中海の国々で仕事をしたり住んだりする場合を想定してトマト嫌いは早めに治しておくべきだと思います。
丸かじり
子どもの好き嫌いの大半を治すのがこの「丸かじり」です。トマトに限らず全ての野菜に関して有効のようです。丸かじりの良さは「安心感」で、原形を留めない料理にありがちな甘いのか酸っぱいのか辛いのか分からないという恐怖感がありません。
また、味がシンプルであることも子どもにとっては重要です。色々な味を混ぜてコンビネーションとかハーモニーとかを押し付けるのは親のエゴってもんです。そんなの大人になってからでよろしい。
ストローで吸う
丸かじりが効かない子どもにはストローを用意してあげましょう。トマトにストローをぶっ刺してチューチュー吸うのです。出が悪くなったらストローでグチャグチャやって中身を砕きながら吸い進みます。
子どもにとっては丸かじり以上に遊び要素が強く、背徳感も相まってめちゃくちゃキャッチーです。いきなり一人では難しいので、まずは親御さんが率先して試してみてください。
ただし、この方法はテーブルが汚れるし何よりも下品な食べ方なので品のいいお母さん方には好かれないでしょう。また、恒常的に使用されても「行儀」の面から心配になるので、やはりここは父親が「ママがいない時だけだぞ」的なタイミングで使うと良いでしょう。
お風呂で食べる
お風呂は効きます。言葉を話し、物事の区別がついてきた2歳児にとってお風呂とは体を洗う場所という常識が身についています。そこにトマトを持ってくるのですから驚きです。「え、マジ?!」という顔をして、トマトを食べ始めるのです。
また、お風呂場は汚れても直ぐに洗い流せるという利点があります。トマトを丸かじりをすると汁がこぼれたり口の周りがべたつきますが、お風呂なので気になりません。神経質な男児も安心しています。
お風呂で食べるトマトはひとまず軽く洗った後、湯船に沈めておきます。沈んだトマトで宝探しをしたり、拾った数だけ食べられるようなゲーム性をもたせればなお良し。気づけばバクバク食べています。
注意事項
トマトは良い物を選ぶことが極めて重要です。安物の6個389円でまだ緑色しているトマトなどは避けて下さい。トマトに対してニュートラルな子供でもトマト嫌いになってしまいます。せめて1袋150円のプチトマトとか1個150円くらいの完熟トマトにしてください。
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